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2008.04.23
その他スポーツ

生涯スポーツとしての車椅子ハンドボール競技

日本車椅子ハンドボール連盟
小西博喜会長
小西さん.jpg
小西会長よりコメントいただきました
『車椅子ハンドボールにおける生涯スポーツとしてのハンドボール競技』
1、日本車椅子ハンドボール連盟発足と生涯スポーツとしてのハンドボール
障害者スポーツとは、
障害者のために考案されたスポーツだけを目指すものではまい。
①障害があるためにできないことがある
②障害があるためにスポーツによる事故の心配がある
③障害を増悪化させる恐れがある
④競技規則が複雑なため理解しにくい
原則として健常者が行っているスポーツを、
上記の4つの理由などでルールを一部変更して行ってるものをさしている。
その意味で、障害者・健常者が生涯にわたって生きがいにしようとするねらいは、スポーツ本来の運動の原点でもある。
平成13年(2001年)には、
全国障害者スポーツ大会・第1回全国障害者スポーツ大会『翔く新世紀みやぎ国体』の公開競技に採用されたことは非常に意味深い。
平成15年(2003年)4月には、
日本車椅子連盟が発足した。
また、同年12月第1回厚生労働大臣杯日本車椅子ハンドボール競技大会を姫路で開催した。
この競技の特徴は、車椅子に乗って、外周50.24㎝の柔かいボールを使い障害者・健常者を問わず老若男女誰でも共に楽しめるスポーツであり、生涯スポーツとしての感動と参加意欲を高めていくことを目指している。
また、(財)日本障害者スポーツ協会への加盟には20チーム以上の登録が必要なためチームの普及が当面の課題である。
2、アジア・ヨーロッパ諸国における車椅子ハンドボール競技の状況
現在、アジア地域で車椅子ハンドボールを実施している国は日本のみであるが、障害者・健常者を含めて老若男女が共に楽しめるという立場で生涯スポーツとして追求していることである。
ヨーロッパ地域では、チェコ・プラハのタボルスキイ会長が数カ国を集めて車椅子ハンドボールが楽しまれている程度である。
タルボスキイ会長から、そのDVDとパンフレットの資料が送られてきた。
こちらからは、日本車椅子ハンドボールのDVDと競技規則を全文英訳して送付した。
会長から『日本車椅子ハンドボール競技』は素晴らしいと賛辞をいただいた。
会長から、アジア・ヨーロッパにおける普及対策を検討したいとの旨の情報も交換している。
車椅子ハンドボール競技が国際的スポーツとしてのパラリンピック種目に加えられることを念願し努力していきたいと考えている。
上記のコメントをいただきました。
ナガセケンコーも微力ながらも協力していきたいと思っております。

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