KENKO NEWS
ケンコーニュース

ARTICLES

2009.11.26
野球

第3回マルハンドリームカップ全国大会決勝

①P1020279.jpg
この大会には、日本全国から約1000チームがエントリーした。
全国8地区の優勝チームによる決勝大会が実施された。
塩尻銘材野球クラブが、接戦を制して全国の頂点に立った。
②P1020293.jpg
始球式に登場したタレントのほしのあきさん。
③P1020280.jpg
④P1020287.jpg
大会使用球は、ケンコーボールA号(オリジナルネーム入り)
⑤P1020286.jpg
⑥P1020290.jpg
http://www.dreamcup.jp/03/
詳細は上記参照

塩尻銘材野球クラブが延長サヨナラ勝ちで歓喜のV。
大垣アクアシティーズの鉄腕・岡田は1球に泣く。

(文は公式HPより抜粋)
 長野県塩尻市を拠点とする塩尻銘材野球クラブ(北信越地区代表)か。それとも、岐阜県大垣市を拠点とする大垣アクアシティーズ(東海地区代表)か―。第3回大会のチャンピオンの座をかけた決勝は、ともに、投手を中心とする守りを重視し、機動力を生かしながら好機をものにする、タイプがよく似たチーム同士の戦いになった。それだけに、僅少差の接戦になることが予想されたが、試合はその通りの展開になった。
 先発投手は、塩尻銘材野球クラブが、左のエース・塚原友。大垣アクアシティーズが、絶対的なエース・岡田。前日は、準々決勝、準決勝とも登板がなく、休養十分な塚原友に対し、岡田は3試合連続の先発となる。
 立ち上がりに苦しんだのは、初回表のまっさらなマウンドに上がった塚原友だった。その投球は、試合後、北原監督が「あんなに不安的な彼を見たのは初めて」と言ったほど。珍しくボールが先行し、先頭打者には四球を与えた。それでも粘り強く投げて、後続を仕留めてゼロに抑えると、2回からは持ち味の安定感を取り戻す。6回には1死から1番・石井に二塁打を浴び、ピンチを招くも、落ち着いて後続を打ち取り、7イニングを0点に抑えた。
 一方、岡田はこの日も鉄腕ぶりを見せつけた。初回裏こそ、塩尻銘材野球クラブの3番・北沢にポテンヒットを許すも、終わってみれば、許した安打はこの1本だけ。3戦連投で、さすがに「真っ直ぐは走っていなかった」(岡田)ものの、カーブ、スライダーなどの変化球を巧みに使い、7回で6奪三振。土岐市役所でもバッテリーを組む勝川のリードも光り、こちらも、7つのゼロを並べた。
 試合は7回で決着がつかず、1死満塁から始まる延長サドンデスへ。8回表のマウンドには、塚原友をリリーフした渡辺が立った。北原監督が、球が速い渡辺を起用したのは、「三振を奪える可能性が高いから」。ボテボテのゴロでも1点が入るこの場面、守る側からすると、先頭打者を三振に仕留めるのがベストだ。すると渡辺は、指揮官のもくろみ通りに、先頭打者を三振に。次打者も中飛に打ち取り、この試合、どちらにも傾かなかった流れを、ここで初めて引き寄せた。
 延長8回裏、先頭の打席に入ったのは5番・南原。試合後、南原は「真っ直ぐでも変化球でも、とにかく右方向に打とうと思ってました」と教えてくれたが、中から外に流れるスライダーをうまく拾うと、打球は南原の思いの通りにライトへ。ボールが外野の人工芝に跳ねた瞬間、塩尻銘材野球クラブの初優勝が決まった。
 北原監督は「後攻だから、精神的に有利に延長を戦えたのも勝因では」と振り返ったが、リリーフの渡辺の投入が吉と出たことで、「これでベンチ全体が、いけるという感じになった」という。もしかすると、その空気、雰囲気が、南原の殊勲打を生んだのかもしれない。
 2009年―。夢舞台で歓喜の雄叫びを上げたのは、ピンストライプのユニフォームをまとった塩尻銘材野球クラブの選手たちだった。

ナガセケンコー株式会社は
軟式野球ボール、ソフトテニスボール、ソフトボールなどを
製造販売するリーディングカンパニーです。

〒131-0031
東京都墨田区墨田1-6-7